同僚のかたがご退職されるとき・・・退職記念品を渡して良いのか、祝って良い理由なのか迷う場合もあります。
シーン別の、できるビジネスマンの対応をまとめさせて頂きます。
定年退職の場合にはお世話になった感謝を伝えつつ、長年の功績をたたえる会を心掛けましょう。
長い年月の・・・今までの会社生活を振り返れるように今の部署の人だけでなく、退職される方にゆかりのある方をなるべくたくさん呼んで、いろいろな場面や歴史を振り返れるようにしておくと更にベストです。
一生に一度のイベントでもあるのでなるべく盛大に盛り上げ、退職記念品も家族に見せることのできる形に残るものを差し上げるなどの工夫をするとより喜ばれるでしょう。
転職される場合は、次の転職先がポイントとなります。ポジティブな理由が明らかで本人が喜んでいる場合は、明るい前途を祈願する意味で盛大にお祝いしましょう。
ネガティブな理由があったり、本人が退職理由や転職先を話したがらない場合は、今までの感謝を伝えたり思い出を振り返る会になるよう努めましょう。
結婚や出産による退職の場合は非常におめでたいことですので、幸せを祝福して盛大にお祝いしましょう。
記念品は新生活や出産に関係するものをあげるなど幸せ感を強調してお祝いするのがベストだと思います。
また出席者に適齢期の未婚女性がいる場合は、「次は○○さんだね」などの発言は控え、退職される方の祝福のみに徹しましょう。また結婚前は忙しかったり、妊娠中の場合もあると思いますので、あまり長時間拘束せず遅くならない時間に帰宅することができるよう配慮もしましょう。
異動の場合も、転職での退職の場合と同様に異動理由や異動先がポイント。
ポジティブな異動退職の場合は大いに前途を祈りお祝いしてください。ポジティブかわからない時はあまり触れずに別れを残念に思いつつも感謝を伝えて、同僚、後輩の場合は互いに成長して再会することができるよう激励しましょう。
不祥事やトラブル、また突然退職だけわかった場合など「わけあり」で退職される場合、送別会の開催自体が開催されない場合があります。
ケースによりますが、理由はどうあれ仲の良かった人であればなるべく送別会を企画しましょう。大人数での送別会が難しい場合でも、少人数でも開催してあげるのが礼儀です。また送別会では退職理由については触れず、今までの労をねぎらう会とするのがベストだと思います。